« 2010年04月 | メイン | 2010年06月 »

2010年05月 アーカイブ

医者からの反発

イギリスにおいては、健康によいというコーヒーの評判が広まることで、新しい飲料として受け入れられました。

しかしフランスの初期のコーヒーの歴史においては、その健康さが少し違う役割を果たすことになります。

レヴァント地方でビジネスを行っていた商人が、1660年ごろにマルセイユヘコーヒーを持ち込みました。

薬剤師のグループや他の商人が、エジプトからの商業的な輸入を行ったのは、それから2~3年後のこと。

1670年代までには、港湾都市にコーヒーハウスがかなり普及し、コーヒーの消費が劇的に伸びていました。

イギリスやアラビアにおける最新の医学的見地に従って、すでにコーヒーを医薬品として処方していた医者たちは、コーヒー飲用の習慣がさらに普及することを恐れていました。

コーヒーが簡単に手に入ってしまうと、彼らのビジネスに悪影響が及ぶからです。

そこでフランスの医者たちは、海外の冷静な同僚たちとは手を切って、コーヒーに対する攻撃を開始。

イギリスの酒場の店主たちによる中傷キャンペーンを、思い起こさせるような攻撃でした。

1679年に医者たちは公然と、コーヒーは毒であり、マルセイユの暑く乾燥した気候に住む住民には適さないと非難します。

医者からの反発 その2

マルセイユの公会堂で行われた討論において、医者のコロンは以下のように述べています。


「恐ろしいことにこの飲み物は、軽率に評価されているその特性のおかげで、ほぼ間違いなく、人々からワインを楽しむ習慣を奪う。

公平な評者であればすぐに、味や香り、そして色、さらには不可欠な特質に関して、醸造酒のワインより価値がないと認めるだろう。

しかしながら、この人気はなぜだろう。

それはアラブ人が、コーヒーを最高のものとみなしたからなのだ。

その理由の一つは、コーヒーが彼らの国の生産物であったこと。

もう一つはヤギ、ラクダ、その他もろもろの獣によって、その効能が人間に伝わったからである!

・・・しかしながら、コーヒーに大量に含まれている焼かれた粒子は、とても危険なエネルギーである。

私たちの血液中に入ってリンパ液を引き付け、腎臓を乾燥させる。

さらにそれは、脳にとっても危険で、脳脊髄液や脳回を乾燥させた後、体の毛穴を開く。

その結果、私たちは眠るという動物的本能に打ち勝ってしまう。

このようにコーヒーに含まれる成分によって、人は不眠になり、神経液が干上がってしまう。

・・・挙げ句の果てには、全身疲労、麻痺、性的不能につながる。

・・・以上の理由から、コーヒi飲用はマルセイユの住民にとって有害であると、私たちは結論付けなければならない。」

しかし民衆は一般的に、このような医者の警告さえ無視する傾向にあり、特に精神を高める薬として、コーヒーを位置付けました。

人々はコーヒーハウスや自宅で、コーヒーを飲み続けたのです。

About

2010年05月にブログ「クンクンクン」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年04月です。

次のアーカイブは2010年06月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

  • みんなでfx
  • みんなでFXは、これから始めてみようという初心者の方のためのFX口座開設ガイドです。
  • ハンガー
  • ハンガーの企画・製造・販売会社TAYAのサイトです。製造メーカーの株式会社タヤが付加価値をもった、オリジナルハンガーをご提案します。ご要望(デザイン・機能)をご連絡ください。国内生産で小ロット・短納期に対応いたします。

OpenSSO

OpenSSOサポート、OpenSSO保守、OpenSSO関連サービスに関する特設サイトです。

医院 開業

医師の求人・転職がご希望なら、業界トップクラスのリクルートドクターズキャリアへ。医師専門で転職支援歴30年。常時10,000件以上の医師募集求人をご用意、専任のキャリアアドバイザーがあなたに合った厳選求人をご紹介し、転職を徹底サポートします。